上海ComicUp16 #1 Shanghai CP16 Days 1

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香港の友人からお誘いをいただいて、上海の同人誌即売会へ行ってきました。6年ぶり久々の海外&初めての中国大陸本土、いろいろと不安もありつつ。余談ですが旅行に先立って、去年切れたパスポート取り直したらIC化されてたのに驚くなど。まあ運転免許証もIC化される時代ですから。

#以下、文中の日本円換算額は旅行時点の為替レート(1元≒20円)で書いてます。


150606-094059イベントは2日間開催されたのですが、初日は様子見ということで、なつきの着ぐるみでの参加は2日目だけです。1日目は一般入場で。

150606-103028地下鉄最寄り駅のホームへ降りるとすぐに目に入る、上海名物?ホームで着替える一般コスプレ参加者。日本以外のアジア諸国では主催側がコスプレ参加者用の更衣室を用意しないこともあって、参加者がコスプレ姿のまま会場を出入りしたり街なかを歩いたりするのは当たり前ですが、駅のホームで着替えるのはさすがに中国だけかも。とはいえ、この街としても年に2回のお祭りであって、最初からそういうものだと思えば、そういうものなのか。駅の職員さんも咎めるでもなく、レイヤーさんと気軽に談笑したりしてました。

日本では近所迷惑だとか不審者だとかマナー違反だなどと言ってコスプレでの来場は禁止されるのがふつうですが、そんな日本でも「浴衣」だけは大目に見られてる。浴衣もお祭りの日にしか着ない衣装なのに、コスプレとどこが違うのか。最近は渋谷のハロウィンの仮装がちょっとした無秩序状態として報道されています。秩序だっていないことは問題ですが、仮装そのものは悪いことじゃあないと思うのです。

そんなコトをなつきが考えているその間にも、次の列車が来ては、続々降りてくる参加者。地上へ向かう彼らの波に流されながら、そのまま会場までの10分ほどの道をぞろぞろと歩いていきます。気温28度。首から一眼レフをぶら下げたアニメTシャツの青年や、目を輝かせ興奮気味の少女たちの中に、着物姿の少女やどう考えても暑そうな黒いゴスロリのおねいさんとかが、三々五々。時折その列の後方からけたたましくクラクションを鳴らしながら、くたびれた生活感のある過積載気味の電動バイクが何台も追い越していく。「カオスだなあ」とか思わずつぶやいてしまう。日本のイベントを見慣れた人から見ればカオスな状況なんだろうけど、これとて一定のルールにしたがって行動しているわけで、決して無秩序ではない。

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イベントは、5階建てくらい?のコンベンションホールをまるまる使いきっての開催。会場内の雰囲気や規模、入場列整理なんかはワンフェスと同じ感じ、といえば分かる人には分かってもらえるかと。1階が企業ブースで、2階から上が一般スペース。あまりに日本のイベントとの違和感がないので、うわべだけ真似たのではなく、ノウハウをしっかり学んだうえで運営されてるのだと思います。

ジャンルは、やっぱり強い「ラブライブ!」「艦これ」のほか、根強い人気の東方、その他日本で人気の作品はだいたい揃ってる印象。コスプレは軒並み上質で、奇をてらわないオーソドックスなものが多かったように思います。日本の地方イベントくらいの感じ。エロコスに群がるカメコみたいな血走った事態もなく……いや、下乳丸出しのコスに道行く紳士の目が奪われていくくらいのことはあったか。

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実のところ、ここ数年、中国国内外で急速にシェアを拡大しつつある雷撃工房製の着ぐるみ面とそのユーザーを見に行くのが、今回の目的のひとつでありました。

これまで中国国内には、雷撃が現れるまでは、中国の着ぐるみファンの着ぐるみを着たい、やりたいというニーズに応えられる、一定のクオリティで安定供給してくれる作り手がなかったのです。ちょうど15年ほど前に造形工房シグマが現れたころの日本の状況と似てますが、その後は中国自身の経済成長にも後押しされて、当時の日本とは比較にならない速度でクオリティを進歩させています。作り手のみならず、ユーザーの着ぐるみのスキルも含めて。

今回それを間近で見てきたわけですが、日本のとくらべても、全く引けをとらない完成度という印象です。造形も、衣装の縫製も、操演力も。体型はむしろ日本人より恵まれてるんじゃないですかね?よくもこれだけスレンダーな人材が揃ってるなと。日本1.2億で中国13.6億(2013年現在)、単純に人口比率の問題かもですけど。


150606-15510813時過ぎには会場をあとにして、同行いただいた方数人で遅いお昼兼打ち上げ。人生初めての火鍋(中国式しゃぶしゃぶ)でございます。具はおなじみ牛ロース・豚ロースのほか、つみれ・チシャ菜・カニカマ・スパム・きんちゃく・(水)餃子など。餃子はこの時は「加熱前の小籠包」が出てきたのだと思いながら煮込んで食べてたけど、帰国後に中国の餃子は煮て食べるのがふつうという記述を見かけて、ああ、あれ餃子だったのかと。

150606-170452そのあと、同じショッピングモール内のスーパーにて。貿易都市上海だけあって世界各地の品が手に入ります。でも「函館限定」品を函館以外で売るのはちょっとルール違反かと……。お値段78.8元(1576円)。ほかにもポッキーが50元(1000円)など、日本産のものだけやたら高かった。関税障壁か?

ちなみに一般的なモノの値段は、日本と同じくらいか(円安なので)やや高めです。現地の人向けの食事でも、円換算するとけっこうお高く感じるのだ。上海滞在中はずっと貧乏たれな気持ちのなつきさんでした。だいたい日本と似た生活なので、日本と同じものが手に入りますが、日本で買うほうが絶対安い。たとえば、コンビニサンドイッチが24元(480円)。ふええ。気軽にジャンクフードも買えやしない。日本人がお金持ちってイメージはもう過去の話です。ふええ。

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上海ComicUp16 #1 Shanghai CP16 Days 1」への2件のフィードバック

  1. 总而言之辛苦了..
    とりあえず、お疲れ様でした。(^0^)/

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