ソフトブラの縫い付け Sew bra on hadatai

このページでは、着ぐるみの胸の谷間加工のうち、ソフトブラのミシンでの縫い付け手順を示しています。This page shows you how to sew bra on hadatai for making of kigurumi cleavage.

ミシンで縫うのが難しい、失敗するという声をよく聞きます。家庭用ミシンは肌タイツのような伸縮する布地を縫うのには適していないし、いちばんの難所なのは事実です。

基本の縫い方
Basic sewing

141112-164533乳ラインは、両方とも中央から左右へ縫っていきます。

141112-122624縫い始めの開始点はソフトブラの上端線ぎりぎりではなく、8mmくらい下になると思います。この開始点が偽乳からあまり離れていると、着用時の見た目がよくない。

141112-170146肌タイツ側を表にする。ミシンの針を手でゆっくり下げ、左手で布を押さえながら、開始点のチャコペンの線の中央に正確に針先を落として、そのまま針を下げて布に刺し、反転して上ってくる直前で止めます。

押さえ金を下げます。スピードを最低にして、縫い方は通常(並縫い)で、いつでもストップできるようにスタートボタンに指をかけたまま、スタートボタンを押して縫い始めます。なお、開始点と終了点での返し縫いは不要です(あとで手で縫います)。

曲線の処理
Curve

141112-170653曲線部分は、ちょっとテクニカルになります。ミシンはまっすぐにしか縫えないので、曲線を縫うためには、曲線を短い直線の集合体とみなして「短い直線を少しずつ縫う」必要があります。

ミシンの針が布地に刺さった状態で(ここ重要)いったんミシンを止めて、押さえ金を上げます。

ミシンの針の進行方向が縫い線の上を通るように、布を両手で押さえながらゆっくり回転させます。回転させる角度はこの方向転換操作をする回数が多いほど少なくなりますが、真円の円周に近い下乳部分の曲線を例に取ると、

回転角=360度÷(半径rの円周(2πr)÷1回に縫い進める距離)

半径が6cm、1回に縫い進める距離を1cmとすると、およそ9.5度。曲率のゆるい谷間の上端開始部分(Y字のVの根元部分)だともっと小さい角度になります。

回転させたら、押さえ金を下ろして、再度スタートする。押さえ金の進行方向にまち針が刺さっている場合は、あらかじめ取り除いておきますが、このときにソフトブラと肌タイツがの重ねあわせ位置がずれたり、引っ張りすぎて肌タイツに余分なテンションがかかったまま縫う事のないように、注意が必要です。

失敗したとき
Smooth over failure

こうして少しずつ縫っては止め、回転させてまた縫うのを繰り返しますが、うっかり押さえ金を下げずにスタートさせてしまったり、中断した後に布を回転させたかどうか忘れてしまったり、回転量が多すぎ/少なすぎて縫い目が縫い線を逸脱してしまったり。

失敗したときは、いったん止めて針を抜いて、糸を切ってから、1~2針戻った縫い目の穴に針を刺して、押さえ金を下げ、再スタートします。切った糸の終端は、次に説明する方法で処理します。

端糸の処理
Thread end

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縫い終わったら、終端の処理。やや長めに糸を残して、切断。上糸と下糸が伸びていると思いますが。表側に出ているほうの糸を針に通して、何針か返し縫いをする。

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針が裏にきた時に、裏側に出ていた糸と、布地近くで2回、固結びで結び合わせる。細いので、ピンセットを使いながら。そして2本まとめて2回固結びし、余った糸は切り落とす。

141114-104802縫い始めの糸も、同様に返し縫いのあと、裏で結び合わせます。

ソフトブラの縫い付けが無事終わったら、次は、要のプラ板の縫い付け作業にかかります。

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