谷間の作り方、まとめ Cleavage summary almost finished

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谷間の研究、2014年までの成果をまとめなおして特集ページにしました。手順や用語の整理、表現の見直しなど。海外からの強い要望により英語併記していますが、読みづらいですね、すみません。SKA閲覧者の半分が日本国外からなんで、さすがに対応しないわけには。その英文ですがひと段落につき30分くらいかけて訳してます。1ヶ月前から着る暇遊ぶ暇寝る暇も惜しんでの作業です。これでノーギャラですよ奥さん。ほめてください( ˘ω˘ )

I have almost finished summarizing the results of making cleavage so far. See feature page. English translation is yet half-finished. It takes me half an hour to translate each paragraph. How many hours does it take to complete? I have expended much time and effort. I gave all my spare moment to it: time for sleep, for play with playmate and for kig. Actually, I haven't kig for a month, actually. I hope you find my work helpful and am looking foward to see your beautiful cleavage. Bon voyage! Bless your cleavage!

谷間の研究・増補版2014 Cleavage Improvements 2014

少女着ぐるみにきれいな胸の谷間を作るプロジェクト「谷間の研究」。前回の谷間の研究・増補版から1年が経って、新たにノーティスすべきポイントがいくつかできてきたので、増補版2014としてまとめておきます。ちまちまと改良したり、特定の材料の入手が困難になってしまったり。では、どうぞ。

適切な位置は2cm下

写真前回の増補版で、最初にソフトブラを縫い付ける基準線を決めるという話をしました。この基準線は、偽乳の重みで肌タイツが下がる分を計算に入れて、実際に測った数値よりも1~2cm下に設定したほうがいいようです。ソフトブラをやや下ぎみに縫い付けることで、実際に着用した時に肌タイツが強制的に引っ張りあげられることになり、胸の下やおなかにできやすい肌タイツのシワ・たるみを防ぐ効果があります。引っ張りあげた分、首側にたるみができますが、おなかのシワよりは許されます(きっぱり)。

いくつか作った結果、なつきの体格(身長176cm)の場合、基準線は、平置きして「首の根元から13cm下」が適切という結果になりました(先述の余分な1~2cmも込みで)。

谷間の間隔は5mmを超えない

写真5mmを超えると、谷間の「谷底」で、肌タイツに水平方向への引っ張りじわが目立つようになるようです。ソフトブラの縫いつけ方でも出かたが変わってくるのかもわかりません。型紙を当てておっぱい線をチャコペンで書くとき、中心線から2mmだけ離して書けば、だいたい5mm以内になります。チャコペンの線の太さ自体が2mmくらいあるので、おっぱい線と中心線はほぼくっついてる状態です。

ミシンでの縫い方

ミシンで縫うのが難しい、失敗するという声をよく聞きます。家庭用ミシンは肌タイツのような伸縮する布地を縫うのには適していないし、いちばんの難所なのは事実ですが。

縫う前の準備

写真ソフトブラと肌タイツの位置を合わせて、要所をまち針で固定します。まち針は縫い線(ミシンの針を縫い進める進路)と垂直に交差するように刺します。最初は上下中央あたりを固定して、肌タイツのしわをそっと左右に手でなでるように押し伸ばし、広げながら、針を刺していく。しわをとることを意識しすぎて、肌タイツが変形するくらいに伸ばさないこと。変なテンションがかかっていると、縫った時に引きつられて不格好になります。

基本の縫い方

写真乳ラインは、両方とも中央から左右へ縫っていきます。縫い始めの開始点はソフトブラの上端線ぎりぎりではなく、8mmくらい下になると思います。この開始点が偽乳からあまり離れていると、着用時の見た目がよくない。

写真肌タイツ側を表にする。ミシンの針を手でゆっくり下げ、左手で布を押さえながら、開始点のチャコペンの線の中央に正確に針先を落として、そのまま針を下げて布に刺し、反転して上ってくる直前で止めます。

押さえ金を下げます。スピードを最低にして、縫い方は通常(並縫い)で、いつでもストップできるようにスタートボタンに指をかけたまま、スタートボタンを押して縫い始めます。なお、開始点と終了点での返し縫いは不要です(あとで手で縫います)。

曲線の処理

写真曲線部分は、ちょっとテクニカルになります。ミシンはまっすぐにしか縫えないので、曲線を縫うためには、曲線を短い直線の集合体とみなして「短い直線を少しずつ縫う」必要があります。

ミシンの針が布地に刺さった状態で(ここ重要)いったんミシンを止めて、押さえ金を上げます。

ミシンの針の進行方向が縫い線の上を通るように、布を両手で押さえながらゆっくり回転させます。回転させる角度はこの方向転換操作をする回数が多いほど少なくなりますが、真円の円周に近い下乳部分の曲線を例に取ると、

回転角=360度÷(半径rの円周(2πr)÷1回に縫い進める距離)

半径が6cm、1回に縫い進める距離を1cmとすると、およそ9.5度。曲率のゆるい谷間の上端開始部分(Y字のVの根元部分)だともっと小さい角度になります。

回転させたら、押さえ金を下ろして、再度スタートする。押さえ金の進行方向にまち針が刺さっている場合は、あらかじめ取り除いておきますが、このときにソフトブラと肌タイツがの重ねあわせ位置がずれたり、引っ張りすぎて肌タイツに余分なテンションがかかったまま縫う事のないように、注意が必要です。

失敗したとき

こうして少しずつ縫っては止め、回転させてまた縫うのを繰り返しますが、うっかり押さえ金を下げずにスタートさせてしまったり、中断した後に布を回転させたかどうか忘れてしまったり、回転量が多すぎ/少なすぎて縫い目が縫い線を逸脱してしまったり。

失敗したときは、いったん止めて針を抜いて、糸を切ってから、1~2針戻った縫い目の穴に針を刺して、押さえ金を下げ、再スタートします。切った糸の終端は、次に説明する方法で処理します。

端糸の処理

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縫い終わったら、終端の処理。やや長めに糸を残して、切断。上糸と下糸が伸びていると思いますが。表側に出ているほうの糸を針に通して、何針か返し縫いをする。

針が裏にきた時に、裏側に出ていた糸と、布地近くで2回、固結びで結び合わせる。細いので、ピンセットを使いながら。そして2本まとめて2回固結びし、余った糸は切り落とす。

縫い始めの糸も、同様に返し縫いのあと、裏で結び合わせます。

プラ板の数と位置

写真谷間の「谷」を身体側に引きつけるためのプラ板(低発泡塩ビ板)。工数は増えますが、幅の狭いものをたくさん縫い付けるほうが体にフィットしやすく、外観もより自然に仕上がります。特に、下(おなか方向)に向かうほど狭いほうが有利です。めやすとして、2cm~1cmくらいでしょうか。

あと、プラ板は下乳ラインの最下段から1cmくらい上まで並べたほうがいいようです。

ソフトブラを二枚重ねで補強

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ソフトブラを脱ぎ着すると、背中側の布地が伸びたまま戻らなくなるので、同じ形のパーツ二枚重ねで補強することにしました。伸びて変形した部分は、切り詰めて本来のサイズに戻します。1枚めの写真で、手前が2枚重ねパッチを当てた方。

氷のう生産終了につき、代替案

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スライム製偽乳の入れ物として愛用していたオンリーワン氷のうが生産終了してしまったようで、手に入らなくなりました。通販サイトでも、各店舗の在庫限りとなっているようす。他社製の氷のうも何種類かあるのですが、どれも平面に置いた時に安定するように底面から側面にかけて放射状にひだ(プリーツ?ドレープ?)をつけてあるので、偽乳として使用すると肌タイツ越しにひだが透けてしまって、美しくありません。

ひだ加工が伸びきってしまうくらいスライムを詰めれば、このタイプでもまだなんとか使えなくはないです。片乳900g超のおっきいおっぱいになってしまいますが。1kgを超えるサイズを使う場合は、ポケットもそれにあわせて大きく作ることをおすすめします(以前紹介した型紙の「大」サイズとか)。

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代替としては、やはりシリコンバストでしょうか。実際にこのサイトの製品を購入して試してみましたが、以前紹介した型紙の「中」サイズで作成するときは、Fカップ相当(片乳700g)のがジャストサイズです。上下ワンサイズ(片乳±100g)くらいは許容範囲だと思います。それよりも極端に小さいと、ポケットが余りすぎて見た目に不自然なので、より小さい径で作らないといけません……ただし、おっぱいが小さくなって乳房の距離が離れると、そもそも「谷間」ではなくなる可能性も。先述の通り、谷間の間隔が開き過ぎるとうまくいかないことはわかっているので、試してはいませんが。


こういうhowtoエントリを書くたびに「英語で書け」という要望が来ます。さもありなん。このブログの閲覧者の国別比率、ご存じですか。アクセスログで調べたら、上位3国の日本:中国:米国で10:7:2です。来訪者の2人に1人は、日本語話者ではない計算。リアリー?いつの間に?

Webの世界では日本人も日本に居ながらにして多言語対応を強いられるんだ。しかしなつきはこういうDIYな内容の文章を誤解なく外国語で記すだけのボキャブラリィが絶賛不足中ですので、非日本語圏のみなさん方はなんとかGoogleほんやくとかでがんばって読んでください。Do It Yourself! サツバツ!

谷間の研究・増補版

写真着ぐるみの胸の谷間の作り方シリーズ「谷間の研究」。前回のまとめから1年経ったこともあり、前回の解説で舌足らずな点や制作中に思いついた改良点とかを含めて、まとめ直してみました。コレを参考に皆さんが作った素敵な胸の娘さんを見たいなあ、なつきは。

解説を英語でも書けYO!とさんざ言われてるのですが、もとの日本語がいいかげんなのに外国語でとか書けるわけないじゃないですか。ぷんすか(逆ギレ)。図版を多めに載せたのでそれで勘弁してつかぁさい。

用意するもの

【谷間レシピ】

  • 肌タイツ……1着
  • 偽乳(おっぱいに詰めるもの。シリコンバストなど)……1対
  • 布(フェルトなど)……70cm×60cm
  • 平ゴム(3cm幅)……30cmほど
  • 包装紙・新聞紙など……1枚
  • 厚紙(A4サイズ)……3枚
  • 低発泡塩ビ板(2mm厚)……20cm×30cm 1枚
  • セロテープ……少々
  • 穴あけパンチ……1本
  • 裁縫道具(チャコペン・手縫い糸・針・ミシン・ミシン糸等)……1式

おっぱいに詰めるものは重さや形を考えるとシリコンバストが妥当チョイスなのですが、それなりにお高い。比較的リーズナブルに自作する場合は、さらに以下のものを用意します。作り方はスライムと偽乳の作成を参照。

【偽乳(2コ分 E~Fカップ相当)】

  • 氷のう……2つ
  • 洗濯のり(PVA)……750ml 1本
  • ホウ砂……40g
  • 水……1.3リットル
  • 消毒用アルコール……少々
  • ペットボトル(500ml用)……2本
  • バケツ(かくはん用)……1つ
  • 輪ゴム……2本

ソフトブラ原型の作成

写真まず、計測用のソフトブラ原型を作ります。新聞紙などをそれっぽく切り抜いたものを4枚(前面用2枚、背面用2枚)用意します。写真では、緩衝材(更紙)を再利用しています。サイズの目安に原型の型紙をおいておきます(PDF)が、どうせ切った貼ったするので、この時点では形や大きさは適当で、ざっくりいきましょう。

写真前面用の中央と、前面用と背面用の左右それぞれの肩紐、脇下をセロテープで貼りあわせて、ソフトブラっぽいかたちにします。写真だと、肩紐と肩紐の間が直線になってる向こう側が前面、曲線になってる手前側が背面です。

原型で計測

図1ソフトブラ原型を着用します。肩紐に両腕を通してから両端を背中へ回し、身体にぴったり巻きつけてから背中側をセロテープで仮止めします。肩紐の角度が身体に沿わないはずなので、根元を斜めに折って角度をつけます。余る部分は折り込んで、セロテープ留め。とにかく、身体から浮いた部分をなるべく作らないのがポイント。

図2この作業はひとりでは難しいと思うので誰かに手伝ってもらってください。ひととおり作業がおわったら、いったん原型を脱ぎます。とはいえぴったり身体にくっついてるので、どちらか片方の脇下のテープ留めをそっと外すのがベストか。

図3谷間加工する肌タイツを着用してから、もういちど原型を身につけます。肌タイツの、原型の正面上端がくる位置にチャコペンで水平に小さくしるし(A)をつけます。この位置が左右はともかく上下にずれすぎると縫い付けた時に残念なコトになるので、正確に。しるしをつけたら、原型も肌タイツも脱いじゃってかまいません。

ソフトブラの型紙起こし&布地写し

写真脱ぎ捨てられた原型。これでバスト周りを計測しつつ型紙の元ネタができたわけですよ、立体的に。この原型を上からぺちゃっと潰すと、平面になりますよね。これを参考に、改めてソフトブラの型紙を起こします。前面側は、特に中央はほとんどいじらなくともいいはずです。おもに背面側のアウトラインがスムーズになるように、線を引き直す作業。

写真ボール紙などの厚紙に線を引き直して、切り取って、型紙完成。背面側の肩紐部分は根元から切って、前面側の肩紐の続きにつなげてしまいます。型紙ができたら、原型はもう必要ないので処分してかまいません。

写真できた型紙を布地に写します。布はフェルト地を使用。前面側(写真奥)は左右をつないで1枚のパーツにし、中央から上方向に13cmほど「舌」を伸ばします(あとで出てくるプラ板の覆いになります)。背面側は中央でつながず、左右に分けておきます(つながってると着れないので)。縫い合わせる部分に縫い代を書き足すのを忘れないように。写し終わったら、おもむろに切り抜きます。

ソフトブラの縫い付け

写真先ほどしるし(A)を打った肌タイツに補助線を書きます。水平線を何本か書き、中央に垂直線を。肌タイツの生地に線を引くのはむずかしいですが、肌タイツをしわにならない平らな場所に置いて、生地を引っ掛けないようにそっとペンを引く感じ。

写真まず両肩の付け根と両わきの下の縫い目のそれぞれを結ぶ水平線を書いて、次にそれらを二等分する垂直線(B)を書く。しるし(A)は、ほかの水平線と平行になるように延長して水平線(A)とします。

写真それから、水平線(A)の位置に型紙(前面側)の上端を、垂直線(B)に中央端をあてて、下端線(C)を決定する。

写真下乳ラインを決める線は、重要なので専用のおっぱい型紙(PDF)をつくって引きます。型紙は大・中2種類用意しました。お好みで。

写真おっぱい型紙をあてて、チャコペンで線を引く。型紙の上端は水平線(A)の高さにあわせて、右端は中心線(B)から2mmていど離して書くとよいとおもいます。

写真左乳を書いたら、型紙を裏返して同様に右も書きます。

写真すべて書き終わったら、肌タイツの裏側から、ソフトブラ(前面パーツ)の上端線・中心線・下端線と肌タイツに書いた上端線(A)・中心線(B)・下端線(C)の位置をあわせて、まち針で仮止めする。

写真そして左右の乳ラインに沿って、肌タイツ側を表にしてミシンで縫います。曲線部分は2針~3針進めるごとにミシンを止めて→針を刺したまま針押さえを上げる→進行方向に沿うように布地を回転させる→針押さえを下ろす→ミシン再開、する地味な作業です。たぶんこれが一番の「山場」。双丘だけに。

プラ板の縫い付け

写真乳ラインのソーイングが終わったら、ソフトブラの「舌」を内側に折り込んで、折った部分をミシンで一直線に縫います。下の肌タイツもいっしょに縫ってしまわないように。

写真プラ板。谷間部分を身体側に引っ張るためのものです。低発泡塩ビ板の2mm厚を使用。軽くて強く、ふつうのはさみで切れるのでお手軽です。穴あけパンチなどで縫い付け用の穴をあけ、角を丸く切っておきます。

写真ソフトブラに、このプラ板を縫いつけます。これはミシン使えないので手縫いで。これも、いっしょに肌タイツも縫ってしまわないように。

背面パーツの縫い合わせ

写真ここまでくればあともうひといき。ソフトブラの背面パーツを、前面パーツと縫い代(脇の下・肩紐の付け根)で縫い合わせます。背面パーツどうしは、中央で平ゴムを架け橋にしてつなぎ合わせます。

写真で、完成。

スライムと偽乳の作成

写真ペットボトルにホウ砂16gと水400ml、消毒用アルコール少々を入れ、ふたをしてよく振って溶かす。冷水よりもぬるま湯くらいのほうが溶かしやすいみたい。溶け残りがあっても仕上がりには影響ありません。

別のペットボトルに、水250mlと洗濯のり250ml(水:洗濯のり=1:1)を入れて、振り混ぜる。ここで洗濯のりの比率を上げると、できたスライムは硬めの仕上がりになるはず(参考リンク)。おっぱいが硬いのはどうかと思う向きもあるでしょうけど、自力で形をある程度保っていられる=装着時に下へ引っ張られる肌タイツへの負荷が少なくなる、ということで。

この2本のペットボトルの中身をバケツに開けて、混ぜる。しばらくは水っぽいのですが、めげずに手でぐるぐる回してるとあるとき、ぎゅるぎゅるっと手に巻き付くかのように固まる。臼の中のモチのごとく。

写真こうしてできたスライムを、ひたすら氷のうに詰める。上記の分量で作ったものをすべて詰めると、900g(E~Fカップ相当)くらいになるはず。作りたいおっぱいの大きさに合わせて、分量を調整してください。写真のオンリーワン氷のうだと、1.3kgまで詰められました。最後に氷のうの口を輪ゴムで縛って、片乳完成。

以上の工程をもう1回繰り返して、2コつくります。

なお偽乳の使用後は、軽く水洗いしたあと、タオルで水気をとってベビーパウダーをまぶして、風通しのよい場所で保管。それでも夏場は黒カビが発生したり、ゴムが継ぎ目で劣化して中身が漏れだしたり。消耗品と割り切るしかないですが、切なさ乱れ撃ちです。

パラダイス・ロスト

先日24日の夜から2012式谷間加工の肌タイツが行方不明になっております。家じゅうあらゆる場所を探しましたが、見つかりません。その前日からお客様をお呼びして成瀬川なる生誕祭をやっていたので、お越しの皆さんの荷物にまぎれていないか確かめてもらいましたが、出てきたという連絡はありませんでした。盗難の可能性はあまり考えたくありません。

正直なところ、かなり落ち込んでいます。成瀬川さんの誕生(3/25)を祝えないくらいに。失って初めて分かる親の愛といいますが、これだけショックを受けるということは、自分でも気づかないうちに、自分の作品に相当の思い入れを込めていたようです。

型紙や写真はいくらか残っているので、再作成にはそれほど労力はかからないと思います……2作めなので完成度も高まるでしょう。完成までしばらくは、おっぱいネタはおあずけです。

谷間の研究FINAL

写真胸の谷間2012夏式はこのように作りました、というおはなし。見た目も運用性もいい感じにまとまってるので、これを最終バージョンとしたいと考えてます。「谷間の研究」シリーズとしてもこれが最後のエントリになる予感。

なお念のため、これはなつきが「こうしたらうまくいった」のであって、誰でも同じ結果が出ることを保証するものではありません。これを参考に制作される場合は、どうか自己責任で(肌タイツも高価ですからね)。あと当たり前ですが、肌タイツは自前で用意してください。

また、よく(おもに海外から)質問を受けますが、当サイトは制作・販売サイトではありません。肌タイツの販売はしておりませんし、製作依頼もお受けしておりません。あしからず。This page only shows you how to make kigurumi breast cleavage. I'm NOT kigurumi seller / maker. This handiwork is made only for me and I won’t be available for request to make and sell processed zentai like this for anyone.

基本的には初心(2010式)に帰って、ソフトブラを直接肌タイツに縫い付ける方式。しかしいくつかの改良をほどこしてあります。

  • ソフトブラをフェルトで作り直しました。
  • 肌タイツに縫い付ける位置を調整して、たるみやしわができにくいようにしました。
  • 谷間ラインの縫い目を身体側に引き寄せるため、裏側にプラ板を縫いつけました。

ソフトブラの作成

写真100均で買った「洗えるフェルト」からソフトブラを作成。引っ張るといくらか伸びる方向とほとんど伸びない方向(布目?)とがあったので、伸びない方向を上下方向にして作成。型紙は手持ちのソフトブラから取りましたが、通常のブラは襟ぐりが深いので、谷間の縫い代を確保するために襟ぐりだけ浅め(鎖骨のすぐ下)に修正。

写真ソフトブラの作成と並行して、谷間ラインと下乳ラインの目安にするための型紙を作成。下乳ラインは基本、外側方向に1cmだけ伸ばした半円というか楕円。谷間方向への下乳ラインはのちにサムライ環の下乳パーツのラインにあわせて、下方よりのゆるやかなカーブに修正(写真の下の型紙)。

ソフトブラを肌タイツに縫い付け

写真ソフトブラができあがったら、縫い位置を確かめるためにソフトブラと肌タイツを試着して、谷間の縫い目の上端(開始位置)を決めて、肌タイツに目印をつける。

写真つけた目印をめやすに、肌タイツに先ほど作っておいた型紙を当て、谷間中心ラインと下乳ラインを書き、そのラインにそって肌タイツとソフトブラを縫い合わせる。家庭用ミシンを使うときは、伸びる肌タイツを上、伸びないフェルトを下にするとうまく縫えるみたい。逆だと布送り機構が布地をかんじゃって悲惨なコトになったり(なりました)。

写真今回の制作では100均で「水で消せる水性チャコペン」を買って利用してみました。フェルトに書いたものは問題なく落ちましたが、肌タイツに書いたものは時間が経つと落ちにくくなりました(何度か洗濯して目立たなくはなりました)。

肌タイツに使うときは、書いてから1時間以内をめやすに作業を終えて、洗い落とすようにしてください。水性だから水であっさり落ちると思ったら大間違いよオ・ン・ナノコ。間違ってもふつうの水性ペンなんかを使うと絶対落ちないんだから(落ちませんでした)。良い子はぜったいまねしないでね!

プラ板の縫い付け

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ソフトブラを肌タイツに縫い付けたら、つぎはプラ板をソフトブラに縫い付ける。プラ板には低発泡塩ビ板の2mmを使用。1枚板にするよりは複数枚の細い板に分けたほうが柔軟性も確保できる。あんまり左右方向に長いと身体に沿って反ってしまうので、ほどほどの長さで。

この各プラ板の両端を偽乳が身体方向に押さえることで、谷間の縫い目もいっしょにも身体方向に引っ張られるわけですね。ええと……シーソーを両側から均等な力で下に押さえると、シーソーの中心(支点)にも下に働く力が生まれますよね。そんな理屈です。

スライムと偽乳の作成

写真中に詰めるべき偽乳は、いつものスライム入り氷のう。スライムの作り方は「ホウ砂の飽和溶液」と「PVA洗濯のりを水で2倍に薄めたもの」を10:8で混ぜて、よーくもみ合わせる。若干水を減らして固めに作ったほうがよいのかも。分量は必要なだけ……サムライ環でいえば片乳あたり1kgで調整したので、少なくとも2kgぶん(500mlペットボトル4本ぶん)。

写真こうしてできたスライムを、氷のうに詰める。写真のオンリーワン氷のうを使うときは、開封時はオレンジの側が表になってますが、裏返して白い方を表にしたほうがいーです。オレンジの側が表のままだと、時間が経つとべとべとになるわ色が移るわで大変なことになったり(なりました)。詰めた氷のうの口は輪ゴムで縛る。

装着

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着用時は、作成した偽乳を、肌タイツと、それに縫いつけたソフトブラの間に挿入する。縛った氷のうの口が身体側に来るように。写真では着用してませんが、偽乳を入れた肌タイツは重くて着づらいので、実際は肌タイツを胸まで着てからソフトブラを下からくぐって着けて、肌タイツの袖を手のひらまで通したところで片乳ずつ偽乳を滑りこませるのがいい。

胸の大きさの調整

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工程としてはこれでひとまず完成ですが、偽乳の大きさはどの程度が適切なのか頭を悩ませたりも。先述したとおりサムライ環は片乳1kgになるように調整。これでGカップ相当です(トップとアンダーの差が25cm)。800gで作ると、D~Eカップ(~20cm)に。なつきの身長(175cm)だとGくらいないと「うわっ、私の胸、大きすぎ…?」という印象にならないのですが、下半身とのバランスもあるし、合うサイズのブラや服がないとかいろいろ悩ましい問題も。自身の身長・体格と相談してほどほどのサイズで作ってください。

みずぎみずき2012

やる気リソースがもりもり欠乏中のなつきです。こうも蒸し暑いとやる気も着る気も起きないというもの。蒸し暑いからぬぐー。

先日の3連休(7/14~16)は信州へ行ってました。夏の白馬で避暑などしてまいりましたの。しかし実際は帰宅する16日から本格的に暑くなりだして避暑できてねえというかむしろ灼熱地獄、太陽カンカンキュアサニー。車のエアコンがねえ……効かないんですよ……。

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えーと、サムライ環でひとまず完成した谷間ユニット。これをそのまま瑞希ちに応用してみました。すごいボリューム感ですね。残念ながら水着のブラのサイズがあってなくてはみ出し気味ですが。ちなみにこのときの瑞希ちのバストサイズはトップバスト99、アンダーバスト74で、Gカップ相当。ああ、これはひどい。

サムライ環 ~向坂環生誕祭2012~

7/7はタマ姉こと向坂環さんのお誕生日です!おめでとうございます!というかなんでこんな日に生まれたのかタマ姉は。7/7ったら七夕だしポニテの日だしでSKA的にやるべきネタが多すぎる。弊社の身体はひとつしかないのよ、にゃーお姉さん。

そんな環さんのたなぼたもとい七夕バースデイですが、かねてから再現したいと切望していたサムライ環、ようやくなんとか形になったのでこの日この機会にご紹介。ここまで、長、かっ、た……(PCエンジン版YsIIのダーム様風に)。そしてサムライ環がなんとかなったということは、同時に、この衣装の最大のポイントである胸の谷間も、人様にお見せできるレベルでクリアできたことを意味します……長、かっ、た……(ry

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まだまだ細かい調整が必要な部分がたくさんあるんですが、ひとまず微調整の段階まで持って来られたことをうれしく思います。おめでとう弊社!おめでとうタマ姉!

谷間の研究2012春 構造編

写真関西も梅雨入りしました、なつきです。遅くなりましたが今回は、着ぐるみさんに胸の谷間を実装してみる研究、略して「谷間の研究」2012春・構造編をお届け。ここに挙げた改造を参考にされる際はくれぐれも怪我のないよう、自己責任でお願いしますねー。

続きを読む 谷間の研究2012春 構造編

谷間の研究2012春

微妙に多忙になりつつあるなつきです。ですので今回はさっくりあっさり軽めにカルメン。しばらく凍結していた谷間の研究ですが、今年に入って再開しました……というかサムライ環を実現させるために再開せざるを得なかった状況。覇王翔吼拳も使わざるを得ない。やめないでお兄ちゃん。

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基本は2011秋の使いまわしなので、人に見せて恥ずかしくないレベルにはまだ遠いですけれども、とりあえず角度を選べばそれっぽく見えないでもない、かも。作り方とかは次回以降書きますので。

谷間の研究2011秋 工程?編

11月です。2011秋式・谷間の研究の構造について。うまく行ってるとはいえないのであんまり乗り気ではないのですけど、まあ失敗から得るものも何かしらあるよね……それと海外からの強いニーズにより英語併記。読みづらくてドームすみません。

写真1写真2写真3写真4

そもそものコンセプトは「やわらかくて重量感のある胸」でした。それを実現するために素材としてスライムを選んだのですが、相当の重量になってしまって(合計2kg弱)2010式ではささえ切れない。よってどうするか。

This time I want my boobs to be more soft and massive. To meet these requirements I used slime made of borax and PVA for boobs and found they were too heavy to hold with 2010 style. What would I do next?

前布(front cloth)

写真5

カップ部分を切り取っていたスポーツブラに、サポートインナーの胸部分を切り取って縫い付ける。強い伸縮性があってアウター(肌タイツ)に響かない観点からのチョイス。上側だけは縫いつけずに、スライム乳の取り出し口とする。なお当初は縫いつけでなくスナップ留めだったが、スライム乳を大きくすると張力に耐え切れずにはじけ飛ぶのでやむなく全固定とした。

Cut cups off from a controlling undergarment(elastic and unremarkable one from outside) and sew it on sports-bra(last year I cut off its original cups). Keep the top of the pieces free to be a slot for slime boobs.

背板(backing)

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2010式のウレタン乳は下半分が平面の半球形だけど、スライム乳は球形なので、そのままスライム乳を入れただけではスポーツブラの谷間部分が身体から離れて「浮いて」しまう。スポーツブラの裏側に背板(材質:塩ビ)を貼り付け、バストの付け根部分を背板に固定することで、これを防ぐ。スポーツブラの形状を安定させて着やすくする効果もある。さらに、着たときにスポーツブラがスライム乳の重さでずり下がるので、背板にウレタンを貼り付けて滑り止めとし、ずり落ちを防ぐ。

The shape of fake boobs made of urethane foam which is used with 2010 style are semi-spherical; on the other hand, slime boobs have spherical shapes. The problem is that because of their shapes when they get in a bra they make a regrettable gap between bra and my body at the cleavage. To solve the problem, put backing on a bra made of PVC. The backing makes bra hard to lose its shape and helps us when we put it on. And also add thin urethane foam on the backing to prevent slipping down of this heavy bra.

着脱式(removable)

写真10写真11写真12

重いスライム乳や固い背板を含むスポーツブラが肌タイツにくっついたままでは肌タイツを着るのが困難なので、スポーツブラ部分を着脱可能なように、直接縫い付ける方式からスナップ留めに変更。肌タイツに余分なしわができないように、スナップの密度を高めて(1cmおき)、張力の平均・分散化をねらう。肌タイツ側はいったんフェルトにスナップを縫いつけ、そのフェルトを(直線縫いで)肌タイツに縫いつける。谷間部分の縫い付けは単線(|)でなく複線(||)にした。

It is difficult to put on and off zentai with heavy and hard bra. I sew snap fasteners on both of them so that the bra can attach and detach from zentai. To equalize tensions sew snaps at intervals of about 1 centimeter for fear zentai may be wrinkled. Snaps at the side of zentai are not sewn directry. First sew felt on zentai with sewing machine, then sew snaps on felt by hand. The stitches make a pair of parallel lines at the cleavage.